毎月バラ苑では職員間で施設内研修を行います。
今月は「身体拘束について」の研修を行いました。
身体拘束は3つの種類に分類されます。
まず①スピーチロック・・・「ちょっと待ってて」など言葉によって相手の心身の動きを封じてしまう事。
次に②ドラッグロック・・・薬物の過剰投与など不適切な投与によって行動を制限する事。
最後に③フィジカルロック・・・紐や抑制帯などで物理的な拘束をして身体の自由を奪う事。
「身体拘束」というのは人間の権利擁護の点から問題があるだけでなく、高齢者の身体機能の低下や寝たきりにつながる危険性がある人間性としての尊厳が侵される行為です。
この研修を通じて日ごろの介護を再確認しながら、これからも利用者ひとりひとりに寄り添ったぬくもりのある介護をしていきたいと思います!